毛筆などの書道用品は、厳選した品揃えで力をいれて展開しております。
中でも、滋賀県の無形文化財に指定されていて、全国各地にファンを持つ雲平筆は非常に優れた味わい深い筆で、当店の看板商品の一つになっています。
雲平筆は、藤野雲平氏という職人の手によって制作されています。藤野家系譜によれば、藤野家が筆師となるのが元和年間(1615~23年)、六代目又六(後に雲平と改名)の時。以後、代々毛筆制作を営み、十三代目雲平(現、雲平氏の父)が関東大震災のため、妻の実家があった安曇川町上小川に移住し、今日に至っています。
初代からの伝統を受け継ぎ、毛筆をつくり続けているところが最大の特徴です。
芯毛を上質の和紙で巻き固め、さらに上毛をかけて麻で強く締めるという製法をとる巻筆は、腰が強く、弾力に富んでおり、力強い墨線を生む筆として書家に根強い人気があります。
現在の十四代目雲平氏に対する評価は高まるばかりで、労働大臣賞受賞(昭和63年)など数々の栄誉に輝いています。
よく筆を探しにご来店されるお客様に、「毛先の種類や毛の色が色々ありすぎて、どれを買ったらいいの?」と聞かれます。基本的には、筆の四徳と呼ばれる「尖」、「斉」、「円」、「健」の4つを見て選んでいただければ…と思います。
- 「尖」とは、穂先の部分がとがっていること。書いていて、まとまりがあるのが大切で、特に細筆はこれが決めて。
- 「斉」とは、穂先全体が整っていること。多くの原料が一本の筆となるためにバランスよく配偶されていること。
- 「円」とは、穂全体がきちっとした円錐形になっていること。墨を入れた時穂全体がふっくらして、不均等なふくらみやねじれが起きないこと。
- 「健」とは、穂先の腰の弾力がほどよく、筆運びがスムーズであること。
店頭で一言お声をおかけくだされば、お客様のご要望に添う筆を一緒にお探しし、アドバイスをさせていただければと思います。

















